シラットって何!?


 シラットとは2千年前に中東にて誕生し、後に東南アジアを中心に伝承された伝統武術です(*注1)。  

 基本的に素手の体術(*注2)に始まり、ナイフ、カランビット、棍棒、剣、銃火器、果てはサバイバル術など膨大な技術を有した伝統武術(*注3)です。  

 最近では映画などにもちょくちょく登場し、日本での認知度も上がりつつあります(*注4)。  

 格闘技や武道、武術を長年やっていて今後も新しいものを積極的に身につけようと考える勉強熱心な方。 ほとんど運動経験がない(*注5)けれど武術に興味のある方。  勘違い男に付きまとわれ、護身術を身につけたい女性の方(*注6)・・・。などなど興味のある方はぜひ練習会にもご参加下さい(*注7)。

*注1  主にインドネシア、マレーシア、ブルネイ、タイなどの東南アジアの地域で伝承。今ではアメリカやヨーロッパなどの西洋世界でも大人気で愛好者が多い。
*注2  素手の体術も打撃、投げ技、関節技、逮捕術技法やグラウンドファイトまで幅広い技法を有しています。
*注3  古代からある”伝統”武術で相当長い歴史がありますが、基本的に僕たちが行なっているのは近代式のシラットです。”伝統武術”と書いたほうがなんとなくカッコいいのでそうしてます(笑)。
*注4  ジェイソンボーン映画やバットマンシリーズなど数多くのハリウッド映画で使われてますが、最近はインドネシア映画「ザ・レイド」のヒットにより、日本でも有名になりつつあります。「ザ・レイド」ありがとう・・・です。
*注5  意外と体力を必要としない技術が中心です。
*注6  護身術というには少し過激すぎるかもしれませんが、こういう状況でこそシラットの真価を発揮できます。ただ、勘違い男を追い払えるだけでなく、寄ってきてほしい男にも逃げられます。
*注7  シラットを修練することで彼女には逃げられ、家族からは白い目で見られ、次第に友達からも相手にされなくなり・・・。といったあまりありがたくない特典もついてきます(笑)。

参考動画

 「奥様は取り扱い注意」綾瀬はるかさん主演ドラマに登場したシラット技法の再現と解説です。

 相手の両腕を絡める”LABAI”、シラットの代名詞”ガジャプターカパラ”、実戦派の皆様に大人気の逮捕術”ヒューマンキャッチャー”などを実演解説しています。